巻き爪の原因
【巻き爪になる原因とは?】
▪️1番の原因は「深爪」です。
爪には元々¨巻く¨性質があります。
痛みを感じると、どうしても端を切ってしまいがちですが、その部分が伸びてくると爪はまた皮膚に突き刺さります。
また、切りすぎてしまうと、お肉と接触している面が少なくなるので、爪を切る前よりも力がかかり圧迫されるので、痛みを感じます。
このように、切れば切るほどどんどん悪化していき、悪循環を繰り返すこととなります。
▪️履いている靴かもしれません
先のとがったパンプス、極度にヒールが高い物。
そして、足の指が動きにくい硬い革靴など、デザイン性を重視した靴。
これらを履き続けると、足の指が常に圧迫された状態になります。
圧迫されると外反母趾になり、写真のように足の親指が外側へ捻ったような形になります。
そのため、外反母趾になっている方のほとんどが、爪が圧迫されて巻き爪になっています。
▪️姿勢・歩行の仕方
重心を左右どちらかに傾けたり、猫背といった、楽な姿勢を続けると、姿勢を支える筋力が低下し、身体が歪んでしまいます。
また、がに股、内股等に変形しやすくなります。
爪は元々、内側に丸まろうとする性質を持っていますが、それとは逆方向の力の地面からの圧力がかかることで、平らな爪を維持できているのです。
痛みがあると、歩くのが億劫になってしまいますが、運動不足・あまり歩かない人は、地面からの圧力を受けるのが少なくなり、巻き爪になってしまいます。
▪️対処法
①コットンパッキング
1番「簡単ですぐできる!」と試される方が多くいます。
応急処置として、良く使われるのが「コットンパッキング」です。
爪とお肉の間に小さく丸めたコットンを詰めるだけです。
②テーピング
ご用意いただきたいのは、伸縮性のあるテーピングです。
1.テープの端をできるだけ爪の端ギリギリに貼ります。
2.爪から皮膚を引き離すように、皮膚ごとテープを強く引っ張りながら指の下を通し、反対側へ回します。
3.指の下から回したテープを、つめの生え際の下に斜めに引っ張り、貼り付けます。
4.反対側の端も同じようにし、両側から引っ張ってクロスし完成。
これらの対処法は、一時的に痛みを和らげる効果はありますが、根本的な解決方法ではありません。
当院では巻き爪ケアを行っております。
パワーフリースタイルという器具を使い、巻いている爪を矯正し、平らな爪にします。
痛みで歩くのが大変・・・
おしゃれな靴が履けない・・・
などお悩みの方はお気軽にご相談ください。